転職エージェントの担当者が外れた、俺がやった正直な対処法
この記事の結論
転職エージェントの担当者が合わなくて困ったとき、俺が実際にやった対処法を正直に話す。担当変更の伝え方、複数社使い分けの判断基準まで具体的に書いた。
転職エージェントの担当者が外れると、転職活動そのものが詰む。
俺は28歳のとき初めて転職エージェントを使ったんだが、最初についた担当者が壊滅的に合わなくて、2ヶ月ほど時間を無駄にした経験がある。今振り返ると、あのとき早めに動いていれば内定まで1ヶ月は短縮できたと思う。同じ失敗をしてほしくないので、当時やったこと・やればよかったことを全部書く。
そもそも「外れ担当者」に当たったと気づいたのは登録から3週間後だった
最初は「転職エージェントってこんなもんか」と思っていた。求人を10件送ってきて「どれか気になりますか?」と聞いてくる。面談は30分で終わり、「とりあえず応募してみましょう」の一点張り。希望年収を伝えても「まあ市場的には難しいですね」で終わる。深掘りゼロ。
決定的だったのは、俺が「SaaS系の営業に行きたい理由」を説明したときに、担当者が「でも未経験だと厳しいですよ」と即答したことだ。俺の職歴を3年分話した直後の反応がそれだった。明らかに聞いていない。
このとき担当者が外れだと判断できる基準は、俺の中でこう整理された。
- こちらの話を遮って「でも」から始めることが多い
- 求人の質より量で押してくる(週に15件以上送ってくる割に精度が低い)
- キャリアの文脈を無視した求人が混じっている(俺に工場勤務の求人を送ってきたことがある)
- 面談後のフィードバックが「企業側の判断です」だけで終わる
ひとつでも当てはまるなら要注意。3つ以上あれば、もう担当変更を検討していいと思う。
俺が実際にやった3つの対処法
1. 担当変更を「遠回しに」依頼した
最初、担当変更を直接言い出せなかった。気まずいし、転職活動に影響が出たら困ると思っていたから。だから最初は「別の担当者の方にも話を聞いてみたい」という言い方で問い合わせフォームから連絡した。
結果的にこれは正解で、担当者を刺激せずにスムーズに変更できた。電話で直接「合わないので変えてください」と言うよりも、フォームやメールで書面として残す形のほうがエージェント側も動きやすいらしい。実際、変更依頼から3営業日で新しい担当者に引き継がれた。
言い方のテンプレはこんな感じだった。
「現在担当していただいている〇〇さんにはお世話になっているのですが、別の視点でもアドバイスをいただきたく、可能であれば担当者の変更または別のコンサルタントとの面談をお願いしたいです」
角を立てない言い方だけど、意図は伝わる。
2. 並行して別のエージェントに登録した
担当変更を依頼しながら、同時に別のエージェントにも登録した。俺が使ったのは3社で、メインをリクルートエージェント、サブをdoda、もう一つをJACリクルートメントにした。業界特化か総合かで使い分けるのが基本で、俺の場合はSaaS・IT営業を狙っていたのでJACが刺さった。
複数使うことで気づいたのは、担当者の質がエージェントの「ブランド」より「個人」に依存するということだ。同じリクルートエージェントでも、担当者が変わっただけで紹介される求人の精度が段違いに上がった。エージェント自体を諦めるより、担当者を変えることのほうがずっと効果的だった。
3. 自分の「転職軸」を文章で整理して毎回共有した
これが一番効いた。担当者に口頭で伝えるだけだと、記録に残らないし解釈がブレる。俺はA4一枚にこういう項目をまとめて、初回面談前にメールで送るようにした。
- 転職理由(現職の何が嫌か、ではなく、次の職場に何を求めるか)
- 希望年収の根拠(現年収と市場価値の認識)
- 絶対に外せない条件(3つまで)
- 妥協できる条件(2つまで)
- 3年後のキャリアイメージ
これを共有してから、的外れな求人がほぼ来なくなった。担当者の質に依存しすぎないために、こちらがインプットの質を上げることは絶対にやったほうがいい。
失敗から学んだ「やってはいけない対処法」
担当者が合わないからといって、エージェント自体を全部やめるのは悪手だった。俺は一度「もう自分でIndeedとLinkedInだけで探す」と決めた時期があったが、書類通過率が下がったし、年収交渉も自分でやるには限界があった。エージェントを使う理由は求人数だけじゃなく、企業との交渉代行にある。ここを手放すのはもったいない。
あとは、担当者が合わないのに「やめたら悪いかな」と気を遣い続けること。エージェントは無料で使えるが、あなたの時間は有限だ。合わない担当者に3ヶ月費やしたら、転職活動全体が3ヶ月遅れる。遠慮は自分の首を絞めるだけだと、2ヶ月無駄にして学んだ。
比較した結論として、俺がやって正解だったのは「担当変更+並行して別エージェント登録」のセットだ。どちらか片方だけだとリスクヘッジが弱い。担当変更が認められなかった場合に備えて、別エージェントの担当者と同時に関係を作っておくことが、転職活動を止めないための現実的な方法だった。
結局俺は、担当変更後の新しい担当者と組んで、転職活動開始から4ヶ月で第一志望に内定をもらった。最初の2ヶ月が丸々無駄だったとも言えるが、早めに動いたことで残りの2ヶ月は密度が高かった。担当者が外れだと感じた瞬間に動く。それが最短のルートだと思う。